はじめに
『東京喰種』および『東京喰種:re』に登場する”SSSレート喰種”――それは、CCGが特に危険視する最上級の強さを持つ存在。
彼らはただ強いだけではなく、それぞれに壮絶な過去と信念を抱え、物語に深い影響を与えました。
「不殺の梟」として知られる芳村功善、”隻眼の梟”ことエト、そして意外な正体を持つ帆糸ロマ。
彼らの能力や戦闘スタイル、そして波乱に満ちた人生を詳しく解説し、”SSSレート”と称される理由に迫ります。
赫子の種類が明記されていないキャラクターの場合は、見た目や攻撃方法で想像して記載している部分もあります。
本記事ではCCGによって明確にSSSレートとされている喰種のみの紹介です。
推定SSSレートは入っておりません。
よって最終段階の『カネキケン』などは除外しています。


SSSレート喰種一覧まとめ
芳村 功善 / 不殺の梟
©石田スイ・集英社 / 「東京喰種トーキョーグール」
基本情報
- 種族: 喰種
- 所属: あんていく(店長)
- 赫子: 羽赫・甲赫(赫者化あり)
- 異名: 不殺の梟
特徴・性格
芳村功善は、喰種と人間が共存できる世界を願い『あんていく』という喫茶店を経営していた喰種です。
彼は温厚で理知的な性格を持ち、多くの喰種にとっての父親的存在でもありました。
特に孤児の喰種や身寄りのない者たちを受け入れ、食料の確保なども手助けしていました。
彼はかつて『クゼン』としてCCGの裏組織であるVの掃除屋として雇われていたが、いつしか『不殺の梟』と呼ばれるようになった理由は戦闘時に相手を殺すことを避けるようになったためです。
強さ・能力
©石田スイ・集英社 / 「東京喰種トーキョーグール」
芳村功善はSSSレートの喰種であり、その戦闘力は極めて高いです。
赫子・赫者
- 赫子の種類: 羽赫・甲赫(赫者化可能)
- 赫者化: 赫者化すると、巨大な梟のような姿になり、圧倒的なスピードと破壊力を誇る
- 赫子の特性:
- 赫者化すると、巨大な翼状の羽赫を散弾の様に放つことも出来る
- 赫者化すると、両肩から生える甲赫を剣の様に扱える
- 機動力と攻撃範囲の広さを活かした戦闘スタイル
- 攻撃力が極めて高く、CCGの上位捜査官を複数相手にしても圧倒する力を持つ
戦闘スタイル
- 基本的に殺傷を避けるため本気で戦うことは少ないが、『東京喰種』最終版では『梟』の姿となり尋常ではない強さを誇った
- CCGの特等捜査官クラスを相手にしても圧倒できるほどの戦闘力を持つ
- 羽赫を活かした高速移動と遠距離攻撃が得意
- 甲赫での接近戦も可能
過去と背景
若い頃は人間・喰種を見境なく喰らう存在として、人間社会と敵対する立場にありました。
しかし愛した女性・憂那(うきな)との間に娘(エト)を授かったことで価値観が変わり、人間との共存を目指すようになります。
そんな中、憂那が実はVの秘密を探るジャーナリストであることが判明し、組織に命令され葛藤の中憂那を殺害、エトの身柄を24区の地下に預け組織を抜けます。
その後は『あんていく』の店長として穏やかな日々を過ごすようになります。
彼はエトを気にかけながらも、直接的に関わることは避けており、彼女の過激な行動を止めることはありませんでした。
最期
『あんていく』襲撃戦においてCCGの精鋭部隊と交戦し、滝澤政道や有馬貴将らに追い詰められます。
彼は最後まで戦い抜くも敗北、CCGによって回収されるところを”本物の梟”ことエトに捕らえられ、コクリアに収監されることになります。
その後、嘉納によって『オウル』の実験体(半赫者)の素材として利用されることになりました。
まとめ
- SSSレートの強力な喰種でありながら、戦いを避ける温厚な性格
- 赫者化すると圧倒的な戦闘力を誇るが、本気で戦うことは少ない
- 人間との共存を目指し、多くの喰種を庇護してきた「父親的存在」
- 最後はCCGに敗北し、エトに連れ去られてコクリアに収監される
彼の存在は『東京喰種』の物語において、喰種と人間の共存の可能性を象徴するキャラクターの一人と言えるでしょう。
エト / 隻眼の梟
©石田スイ・集英社 / 「東京喰種トーキョーグール」
基本情報
- 本名: 芳村 愛支
- 種族: 半喰種
- 所属: アオギリの樹(リーダー) / 作家(高槻 泉として活動)
- 赫子: 羽赫・甲赫(赫者化あり)
- 異名: 隻眼の梟
- 親族:
- 父: 芳村功善(不殺の梟)
- 母: 憂那
特徴・性格
エトは『隻眼の梟』としてCCGに恐れられる喰種であり、『アオギリの樹』のリーダーを務める存在です。
一方で、人間社会ではベストセラー作家「高槻 泉」としても活動しており、作品を通じて喰種と人間の関係を示唆するようなテーマを描いています。
性格は非常に知的で、狡猾かつ冷酷。
目的のためには手段を選ばず、人間も喰種も関係なく駒として利用します。
強さ・能力
©石田スイ・集英社 / 「東京喰種トーキョーグール」
エトは生まれながらの隻眼の喰種(半喰種)であり、通常の喰種を超えるポテンシャルを持っています。
SSSレートの中でも最強クラスの存在であり、赫者化した際の戦闘能力はCCGの最強部隊でも対処が困難なほど圧倒的です。
赫子・赫者
- 赫子の種類: 羽赫・甲赫(赫者化可能)
- 赫者化: 赫者化すると四足歩行の怪物のように変化
- 赫子の特性:
- 赫子に口を形成して喋ることが可能
- 巨大な羽赫の刃を形成し、広範囲に衝撃波を出せる
- 赫者化すると、『四足歩行の怪物』になり、圧倒的なパワーと防御力を発揮
戦闘スタイル
- 赫者化すると大規模な戦闘に適した戦闘スタイルになり、CCGの部隊を壊滅させる力を持つ
- 羽赫を活かした広範囲高威力の攻撃が得意
- 甲赫での接近戦も可能


過去と背景
エトは喰種と人間の間に生まれた『隻眼の喰種』として誕生しました。
母・憂那はジャーナリストとしてVの秘密を探った為、当時所属していた功善に殺害されます。
父・功善は夫として憂那を救えなかったことを悔やみながらも、エトの存在を気にかけつつ直接育てることはしませんでした。
幼少期から独力で生き延びてきましたがCCG襲撃時に深手を負います。
その後追手としてVから有馬が送られて来ますが、利害が一致し『アオギリの樹』を組織して喰種の勢力を拡大します。
一方で作家「高槻 泉」としての活動も行い、人間社会に喰種の思想を間接的に広める試みも行っていました。
最期
金木と同じくリゼの赫子を持つ旧多に敗北し、有馬を倒した金木に『隻眼の王』の称号を託し死亡します。
終盤で操られた状態で再登場しクインクス・ジューゾーと対峙しますが、途中で意識が戻り共闘するものの一時的な復活だった為再度死亡します。
まとめ
- SSSレートの中でも最強クラスの喰種であり、赫者化すると怪物のような姿になる
- 『アオギリの樹』のリーダーとして喰種の武力闘争を指揮する一方で、作家「高槻 泉」として人間社会にも影響を与える
- 戦闘力は極めて高く、CCGの特等捜査官クラスを単独で撃破できるほどの実力
- 最後は金木に『隻眼の梟』の座を渡し、退場する
エトは『東京喰種』において『アオギリの樹』のリーダーとして喰種側の象徴的な存在であり、人間サイドではCCGの闇を作家として世間に公開した重要なキャラクターです。
帆糸 ロマ(ほいと ろま)
©石田スイ・集英社 / 「東京喰種トーキョーグール」
基本情報
- 本名: 不明(本名なし)
- 種族: 喰種
- 所属: ピエロ(創設者)
- 赫子: 不明(おそらく鱗赫)
- 異名: うろんの母
- 親族: 不明
特徴・性格
帆糸ロマは『東京喰種』中盤で金木と入れ替わりで『あんていく』で働きだした従業員の一人で、普段は明るく幼い性格を装った少女のような姿が特徴です。
しかし、その正体は喰種集団『ピエロ』の幹部・創設者であり、極めて危険なSSSレートの喰種です。
彼女は「おちゃらけたムードメーカー」のように振る舞い、他人に頼りない印象を与えますが、実際には冷酷で狂気的な本性を持っています。
強さ・能力
©石田スイ・集英社 / 「東京喰種トーキョーグール」
帆糸ロマはSSSレートの喰種であるにもかかわらず、物語中で戦闘するシーンはほとんど描かれていません。
唯一SSSレートとしての戦闘が見受けられるのが『東京喰種:re』終盤付近での瓜江・黒磐との戦闘のみで、その際には真の姿(うろんの母)になっています。
赫子・赫者
- 赫子の種類: 鱗赫
- 赫者化: 可能
- 赫子の特性:
- 赫者化すると異形の姿になり、巨大な食虫植物のようなフォルムになる
- 驚異的な破壊力を誇る
- 赫子の形状や戦闘スタイルは詳細に描かれていないが、終始パワー系の戦闘を得意とする可能性がある
- SSSレート相当の強さを持つため、他の赫者級喰種とも渡り合える能力を持っていたと推測される
戦闘スタイル(推測)
- 通常時は戦闘を避け、裏で暗躍するタイプ
- 赫者化することで本領を発揮し、圧倒的なパワーを活かして戦う
- 作中では接的な戦闘描写が少ないが、過去にはSSSレートとして和修常吉に討伐されている
過去と背景
少女の様な見た目に反して実年齢は51歳であり、その正体は『ピエロの創設者』です。
物語序盤では『あんていく』の従業員として働きながら、裏ではピエロの一員として暗躍し、組織の計画を進めていました。
表向きは無邪気な少女のような態度をとりつつ、実際には恐ろしく計算高く、人間も喰種も関係なく無作為に大勢喰らってきた過去があります。
自身の楽しみのために混乱と破壊を引き起こす典型的なピエロの思想を持つキャラクターです。
最期
赫者『うろんの母』となり圧倒的破壊力で瓜江を瀕死に追い込み捕食しますが、覚醒した瓜江によって内部から引き裂かれ赫者を維持できなくなりあっけなく敗北します。
まとめ
- 普段は「あんていく」の従業員として振る舞うが、実はピエロの幹部であり創設者
- おちゃらけた性格の裏に冷酷で狂気的な本性を隠している
- SSSレートの喰種であり、赫者化することで巨大な異形の姿へと変貌する
- 直接的な戦闘シーンは少ないが、ピエロの最古参であることから強大な力を持つ
- 最終的に覚醒した瓜江によって倒され、あっけなく最期を迎える
帆糸ロマは『東京喰種』の物語において、表の顔と裏の顔を使い分ける「ピエロ」そのものを象徴するキャラクターでした。
まとめ
SSSレート喰種たちは、単なる”強敵”ではなく、それぞれが異なる思想と目的を持ち、物語において重要な役割を果たしました。
芳村功善は「共存」を願いながらも戦い続け、エトは世界を壊すことで新たな秩序を作ろうとし、帆糸ロマは混沌そのものとして暗躍しました。
彼らの存在は『東京喰種』という作品における”喰種と人間の関係”を象徴しているとも言えます。
本記事を通じて、彼らの強さだけでなく、その生き様にも改めて注目していただければ幸いです。




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