ベルセルクの現在の連載状況と単行本は何巻?あらすじと作者三浦建太郎についても紹介

BERSERK 漫画
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はじめに

今もなおカルト的人気を誇る漫画『ベルセルク』

その人気は国内はもちろん海を越えて海外でも凄まじい人気を博しています。

海外であまりにも人気過ぎて、直近でニュース良くないニュースが話題になっており
『ベルセルク』のタイトル名を聞く機会があったのではないでしょうか。

ただ超有名作だと言われても少し古い漫画ですので知らない方もいると思います。

「タイトルくらいは聞いたことあるけど…」
「なんかデカい剣持ってる画像だけ見たことある。」

という方も多いと思います。

今回はそんな方の為に『ベルセルク』について簡単に紹介します。
最後までお付き合いください。

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作品の概要

『ベルセルク』は1989年に三浦建太郎によって連載が開始されたダークファンタジー漫画で、
剣士ガッツの壮絶な復讐の旅を描いています。
時代設定は中世ヨーロッパを思わせる剣と魔法の世界を舞台に、
ガッツは巨大な剣を携え数々の試練と言う名の戦いに迎え撃ちます。

ガッツの旅は彼の因縁の敵であるゴッドハンドへの復讐を誓うもので、
彼の過酷な運命と戦い続ける姿が多くの読者を魅了しています。
彼の旅路には恐ろしい魔物や使徒との壮絶な戦いが待ち受けています。

物語の舞台は剣と魔法が交錯する世界でガッツはその中で孤独な戦士として生き抜いています。
彼の持つ巨大な剣「ドラゴンころし」は、彼を象徴する武器であり、
数々の戦場でその威力を発揮し敵を薙ぎ払っていきます。

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かおる
かおる

「ドラゴン殺し」が披露された時の漫画内では
「それは剣と言うにはあまりにも大きすぎた
大きくぶ厚くそれて大雑把過ぎたそれは正に鉄塊だった」

と表現されています。

ガッツはこの大剣を片手でぶん回しています。

『ベルセルク』は1997年に『剣風伝奇ベルセルク』として2クールのアニメ化
2012年からは三部作の劇場版『黄金時代篇』が公開
2016年からは上記の劇場版の続きの物語を2クールにアニメ化
2022年からは上記の劇場版の三部作をリマスターしTVアニメとして放映しています。

またゲーム化もされており最新作はPS4/3、Steamで発売されたベルセルク無双となります。
Steamのレビューは非常に好評で開発がコーエーテクモ(国内企業)ですが、
海外の方のレビューも多く見られます。

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物語の舞台と設定

物語の舞台は中世ヨーロッパを基にした剣と魔法の世界です。
この世界では剣士たちが巨大な剣を振るい魔法が日常の一部として存在しています。
戦争や陰謀が渦巻く中、勇者たちは自らの運命を切り開くために戦い続けています。

この世界は北欧神話の影響を受けており幻想的な要素が多く含まれ、
神々や巨人、妖精たちが登場し物語の各所で登場します。

物語の中心となるのはミッドランド王国です。
この国はかつて大陸全土を統一した覇王ガイゼリックによって築かれた都を中心に発展しました。
ミッドランドは他国との戦争や内乱に揺れ動く中で主人公たちの冒険の舞台となります。

ガッツの旅の目的は復讐と自己向上であり、過去にあったトラウマとも言える出来事に
自ら終止符を打つために一人旅をしています。

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主人公ガッツ

ガッツは身の丈程の大剣「ドラゴンころし」を背負い復讐の旅を続ける剣士です。
この剣は彼の力強さと決意を象徴しており彼の武器として欠かせない存在です。

彼は隻眼・隻腕の巨漢であり数々の戦いで多くの傷を負っています。
これらの傷は彼の過酷な旅路を物語り彼の強靭な精神力を示していると言えます。

ガッツの過去には親友グリフィスによる裏切りや「蝕」と呼ばれる降魔の儀での悲劇があり
これらの出来事が彼の復讐心を燃え上がらせ、現在の彼の行動の原動力となっています。

ガッツの旅の目的はグリフィスへの復讐と、
グリフィスを悪の道へ唆したゴッド・ハンドへの復習です。
彼はこの目的のために常に危険な旅を続けています。

ゴッド・ハンドの紹介はこちらです。

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作品のテーマ

『ベルセルク』は古代北欧風の世界を舞台にガッツが自らの過去のトラウマと闘う物語です。

ガッツの旅は暴力や悲劇を通じて人間の本質を探る深いメッセージを持っています。
また彼の戦いは単なる過去の清算や復讐だけではなく、彼自身の内なる闇との対峙でもあります。

清算や復讐の旅といいましたが、同時に失ったものを取り戻す旅とも言えます。
彼は過去の出来事で仲間や親友を失い、愛する者を守るために戦い続けています。

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作品の影響と評価

『ベルセルク』はダークファンタジーのジャンルにおいて革新的な作品として知られています。
中世ヨーロッパを舞台にした壮大な物語は、
剣士ガッツの復讐の旅を描き国内外で読者を魅了し続けています。

本作の魅力は独特の世界観と深く練り上げられたキャラクターにあり、
ガッツの壮絶な過去や生き様、彼を取り巻く複雑な人間関係が物語に深みを与えています。

また『ベルセルク』は多くの言語に翻訳されており世界中で愛されています。
特にダークファンタジー作品のファンにとっては必読の作品として位置づけられています。

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作者三浦建太郎

三浦建太郎先生はダークファンタジーの巨匠としてその名を世界に広めました。
彼の作品は北欧神話の狂戦士伝説にインスパイアされ、
中世ヨーロッパ風の世界を舞台にしています。

2021年に急逝した三浦建太郎先生ですが、彼の『ベルセルク』は彼の弟子たちと
親友の森恒二先生の監修のもとで続けられています。
彼の死後も作品の人気は衰えず多くのプロジェクトが進行中です。

三浦建太郎先生の影響力は日本国内外に広がり多くの漫画家に影響を与えています。
彼の作品はダークファンタジーというジャンルを確立し多くの後続作品に影響を与えました。

かおる
かおる

FINAL FANTASY Ⅶの主人公クラウドの武器「バスターソード」
モンスターハンターの武器の一種である「大剣」は
『ベルセルク』の「ドラゴンころし」から影響を受けているそうです。

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現在の連載状況と単行本

三浦建太郎先生の死後も『ベルセルク』の連載は続けられています。
彼の死去により一時中断されたものの2022年6月に連載が再開されました。
これは三浦先生の親友である森恒二先生が監修を務め、
彼の弟子たちが作画を担当する新体制によるものです。

森恒二先生は三浦建太郎先生の親友であり、
彼の意志を継いで『ベルセルク』の監修を行っています。
森先生は三浦先生から最終回までの構想を聞いており、
そのビジョンを忠実に再現するために尽力しています。
作画はスタジオ我画が担当し三浦先生のスタイルを継承しています。

『ベルセルク』の考察などについては、休載期間中にも様々な議論が交わされており
三浦先生の死後も作品が続くことに対して感謝の声や新たな展開への期待が寄せられました。

連載再開後の新刊も発売されており多くのファンに喜ばれています。
最新42巻は通常版と特装版があり、特装版にはガッツの胸像フィギュアが付属しています。
発売後SNSには歓喜の声が多数寄せられており作品の継続に対する感謝の言葉が溢れていました。

かおる
かおる

森恒二先生と言えばやっぱりホーリーランドが有名ですよね。
ドラマ化もされた作品です。

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最後に

今回は漫画『ベルセルク』を簡単に紹介しました。

『ベルセルク』を全く知らなかった方は少しでも作品の事が理解できたでしょうか。
未だにカルト的人気があり、ゴッドハンドの正体や能力などの考察なども行われています。

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