はじめに
「LoLの戦闘は何が起こっているかさっぱりわからない!」
「LoLプレイヤーは何処を見て楽しんでいるの?」
「観戦中に集団戦を楽しむコツが知りたい!」
と言う方向けに、集団戦の見方を画像付きで丁寧に解説しています。
LoLには集団戦をしないポーク構成、スプリットプッシュ構成が存在しますが、ヴォイドグラブ、ヘラルドなどのオブジェクトの取り合いでは必ず2 v 2や3 v 3の少数戦が起こります。
またドラゴン、アタカン、バロンなどの勝敗に直結するような重要なオブジェクトの攻防では、5v5が起こることがあります。
この記事を読めば集団戦で何が起きているかの理解度が一気に上がります!
この記事で解説している事
- 注目するべきチャンピオン
- 注目するべき行動
初心者さんにも分かり易く解説していますので、是非最後までお付き合いください!


チームゲームの花形・集団戦の見方
始めに行っておきます。
初心者さんがいきなり集団戦を見て理解出来る物ではないです!
集団戦がよくわからないのは、あなたが悪い訳ではありません!
5 v 5の集団戦では10体のチャンピオンがそれぞれ異なるスキルを撃ち合うので人間の目で全てを追う事は不可能です。
現に公式配信での解説の方も『リプレイでようやく状況が把握出来た』なんてことは良く起こります。
そんなLoLの集団戦ですが、注目する箇所を限定して観戦すると格段に見やすくなると思っています。
今回は注目するポイントを2つに厳選して解説していきます。
強力な行動妨害スキル(CC)を持っているチャンピオンに注目
特定のチャンピオンが持っている強力なCCスキルやエンゲージスキルがどのように使われるか注目すると集団戦が一気に見やすくなります。
そのスキルが集団戦の開戦の合図になっているからです。
行動妨害スキルの事です。
スタン、スネア、スローなどがCCスキルです。
集団戦を(有利に)開始するスキルです。
マルファイトのウルト、マオカイのウルトなどがエンゲージスキルです。
エンゲージスキルは開戦の合図になるので、そのスキルが使われたら「今から集団戦が始まる!」と身構えて下さい。
他にはエンゲージスキルとしては少し使いづらいですが、一度に複数人を巻き込める強力なCCスキルとしてオリアナのウルトやニーコのウルトなどがあります。
この2つのウルトは先程のマルファイトやマオカイがエンゲージスキルで開戦の合図を掛けた際に、それに合わせて仕掛けるスキルです。
順番では『エンゲージスキルが当たり相手が動けない→オリアナやニーコのウルト』です。
この2つのウルトは発生までに少し時間が掛かったり、セットアップが必要だったりするので、集団戦前にオリアナやニーコがどのような位置取りをして、一人でも多くの敵チャンピオンを巻き込むかが見どころになります。
エンゲージスキルに合わせてこれらのスキルが綺麗に決まれば、一気にその戦闘を有利に進められ余程な事がない限り敗けないです。
CCスキルを当てた後に、それに合わせて連続して味方がCCスキルを当てる事です。
例:スタンで動けない所にスネア、ノックアップで動けない所にオリアナのウルトなど。
特にオリアナだとノクターンのウルトと合わせて強力なコンボを繰り出すことが出来ます。
オリアナのEスキルで予めノクターンにボール(オリアナの武器みたいな物)を付けておき、ノクターンで相手の固まっている所にウルトで飛んでいき、飛んで行った先でオリアナがウルトをするというコンボです。

ノクターンとオリアナが合わせてピックする事を『ノクオリ』なんて呼ばれたりします。


韓国のプロシーンから綺麗に決まった例を紹介します。
動画時間5:48:00~5:48:07
時間設定済みなので、そのまま再生して頂ければ上記の時間から始まります。
左上からオリアナのボールがし装備されたノクターンが敵陣に突っ込んでいきます。
突っ込むと同時にオリアナがウルトを発動し3体にウルトがヒットしています。
実況も「three men shockwave is gorgeous!」と叫んでいます。
この様に一度に10体のチャンピオンを一気に見ようとせず、まずは開戦(エンゲージ)を行うチャンピオンに注目して見ることが集団戦を見る上での第一歩です。

2つ以上のスキルが合わさることをウォンボコンボ(Wombo Combo)と言います。
タンクの守備・キャリー陣の攻撃に注目
こちらは先程の開戦(エンゲージ)が行われた後の話になります。
開戦が始まれば基本的にはキャリー陣が狙われます。
ダメージを出す役割のチャンピオン達の事です。
ADCやMIDレーナ―(メイジやアサシンなど)がキャリー陣になる事がほとんどです。
ここでやることは相手の攻撃から如何にキャリー陣を守るかです。
キャリー陣が少しでも長く生き残れば生き残るほど相手にダメージを与え続けられるので全力で守ってあげます。
集団戦では全員生き残るのがもちろん理想ですが、タンクなど前線を張るチャンピオン達は最悪キルされてもキャリー陣がダメージを出し続けて相手を一掃出来れば全然OKです。
例えばジンのウルトの様に貫通しない攻撃には、積極的にタンクがボディブロックをしてキャリー陣を守ってあげます。

チャンピオンの命の重さは、キャリー陣>>>前線(タンク)です。
キャリー陣を守るタンクを一部紹介します。
敵の攻撃から守る代表的なチャンピオンとしてブラウムが挙げられます。
相手と味方の間に陣取り、Eスキルの盾で相手の弾速のあるスキルなどを受け止めます。
他にはタムケンチが挙げられます。
突っ込んできた敵を丸呑みして味方のキャリー陣から離してあげる(ピール)、もしくは味方を丸呑みして安全な位置まで運ぶことも出来ます。
味方から相手を引き剝がす事です。
タムケンチのウルトやノーチラスのQ(フック)で行えます。
単純に身体の大きなタンクチャンピオンが前線を張ってダメージを受けてくれるだけでも、キャリー陣からしたら伸び伸び動けるようになります。
チョ=ガスはウルトで捕食する度に、チョガスの身体が大きくなり(見た目が大きくなります)最大体力も増えていきます。
集団戦ではチョ=ガスの身体が邪魔をして、前線にいるだけでチョ=ガスにスキルが当たってしまい、後ろのキャリー陣にスキルが届きません。

タンクはいてくれるだけありがたい存在です。
集団戦ではチームのタンクの有無で、キャリー陣の心持が全く変わってきます。
もちろんキャリー陣はキャリー陣で必ずダメージを出さなければいけません。
いくらタンクが守ってくれていてもスキルショットが当たらないなど上手くダメージが出し切れないとその集団戦は敗けてしまいます。
観戦に慣れてきたら、キャリー陣がどれだけダメージを与えたか(スキルショットを当てたか)にも同時に注目出来ると、より観戦が楽しめます。

この場合、守った人もダメージを出した人も両方偉いです。
タンクが守ってくれるからキャリー陣が自由に動けるのです。
まとめ
この記事では集団戦の見方・注目ポイントとして、
- 強力な行動妨害スキル(CC)を持っているチャンピオンに注目
- タンクの守備・キャリー陣の攻撃に注目
を画像を使って初心者さんでも理解しやすい様に解説しました。


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