アサシンクリードシャドウズ炎上理由要点まとめ。人気シリーズの炎上は主人公が影響?

assassin blow up ゲーム
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はじめに

アサシンクリードの最新作が何かと騒がれています。

アサシンクリードシリーズは海外メーカー(本拠地フランス)のゲームですが、
日本で人気のある作品で初代アサシンクリードは日本では2008年に発売され
約10万本を売り上げているヒット作です。

そんな本シリーズですが、最新作では初の試みとなる戦国時代の日本が舞台となり
発売前から話題になっていました。

しかし情報が解禁されるにつれ雲行きが怪しくなり現在日本で大炎上しています。

今回はその炎上について要点をまとめました。

かおる
かおる

管理人はこの手のゲームはあまりやりませんが
アサシンクリードはゲームさんぽ(現ライブドアニュース)
というYouTubeチャンネルの古代ギリシャ回が好きです。

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アサシンクリードシャドウズとは

『アサシン クリード シャドウズ』は、ユービーアイソフトが開発したアクションRPGで、
2024年11月15日に発売予定のゲームです。

本作は16世紀の安土桃山時代の日本を舞台にしており、
織田信長が天下統一を目指していた時期を背景にしています。
物語は1579年から1584年にかけて展開されプレイヤーは二人の主人公である
伊賀者の忍・藤林奈緒江と信長に仕えた実在の黒人侍・弥助を操作します。
このように実在の人物が主人公となるのはシリーズ初の試みです。

ゲームは過去作同様オープンワールド形式で、
プレイヤーは美しい城下町や神社、山村など多様な環境を探索できます。
季節や天候が変化しそれに応じて隠密行動や戦闘スタイルも変わるため、
プレイヤーは状況に応じた戦略を立てる必要があります。
奈緒江は忍者としての特技を活かし光や影を利用して敵を欺くことができる一方で、
弥助は圧倒的な力で敵に立ち向かうことが求められます。

本作には歴史探索が行えるディスカバリーモードは実装されない予定ですが、
各地で情報を集めたり密偵ネットワークを構築したりする要素が含まれています。
これによりプレイヤーは新しいエリアやターゲットの情報を得ることができます。
また成長度やスキルが異なる二人の主人公を使い分けながら、
多様なクエストに挑むことが可能です。

『アサシン クリード シャドウズ』はそのビジュアルと没入感を高めるために
最新技術を駆使しており、特に光と影の表現や動的な環境変化が強調されています。
これによりプレイヤーはよりリアルな体験を得ることが出来ます。

かおる
かおる

ゲームとしては面白そうですよね!

なんでこうなったんだ…という理由は次の章で。

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炎上概要

blow up

『アサシンクリード シャドウズ』は戦国時代の日本を舞台にしていますが、
歴史的正確性歴史的に欠ける描写が多く見られると批判されています。
特に
弥助に関する史料が乏しく弥助が侍であったかどうか、
また
弥助を「伝説の侍」として描いていることが批判されています。

またゲーム内での日本文化の描写が不正確であることが指摘されており、
文化的な誤解を招いているとされています。
例えば桜が咲く時期に田植えをするなど季節感の不一致が批判の対象となっており、
他にも刀の帯刀方法などの細部の誤りが問題視されています。

更には弥助の起用が文化盗用にあたると批判されており、
日本文化の誤解を招いているとされています。
特に、作中では彼を”伝説の侍”と称されており役割が過大評価されているとの声があります。

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弥助の背景

『アサシン クリード シャドウズ』の主人公に弥助を選んだことは、
ゲームの炎上の中心となりました。
弥助は織田信長に仕えた黒人侍であり、
彼を主人公にすることはシリーズ初の試みでした。
この選定は、歴史的な正確性や文化的敬意の欠如として批判を受けています。

実在の人物をゲームの主人公にすることは、
歴史的な事実とフィクションの境界を曖昧にする可能性があります。
弥助の選定は史実に基づくストーリーを求めるファンからの反発を招きました。
特に、彼の侍としての地位や役割についての誤解が広がっています。

弥助の歴史的背景に関する誤解は彼が「歴史に名を遺す伝説の侍」として描かれたことです。
実際には彼の具体的な功績を示す資料は乏しくこれが批判の的となっています。
歴史的な正確性を欠いた描写がゲームの信頼性を損なう要因となっています。

UBIは弥助の起用について歴史フィクションとしての自由を主張していますが、
未だ批判は収まっていません。

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日本の描写

ゲーム内での季節の描写が現実と異なることが批判されています。
桜が咲く時期に田植えをするなど季節感が不一致であることや、
桜とススキが同じ画面に描かれているなど文化的な不正確さも指摘されています

これによりゲームのリアリティが損なわれていると感じるプレイヤーが多いです。

また日本文化の描写が不正確であることが指摘されています。
特に弥助が侍として描かれていることが文化的な誤解を招いています。
ゲーム内での日本文化の描写にも不正確な物が多く
1579年の日本を舞台にしながら存在しない建造物や都市が描かれており、
歴史的正確性に欠けると指摘されています。

Ubisoftは日本の専門家が監修したとしていますが専門家の監修があったにもかかわらず、
文化的および歴史的な誤りが多く見られ日本描写の問題がゲームの評価の批判に繋がっています。
これによりUBIは公式に謝罪を表明し問題の修正に取り組む姿勢を示しています。

かおる
かおる

正直管理人はぱっと見ただけでは「日本”っぽく”はある」と感じました。

ただ「敬意を持って専門家に意見を仰いだ」にしてはお粗末な作りですが…

一応書いておきますがUbisoftを擁護する意図はありません。
あくまで「炎上の件を一切抜きにしてトレーラーを見たら」という話です。
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無断使用問題

このゲームでは伊賀者の忍・奈緒江とアフリカ人の侍・弥助の物語が描かれています。
この設定がポリティカル・コレクトネスに関する議論を引き起こしています。

ポリティカル・コレクトネスとは
特定の社会集団に対して不快感や不利益を与えないよう配慮した言語や行動を指し、
差別的な表現や偏見を排除することを目的としています。

しかし、『アサシンクリード シャドウズ』では、弥助というアフリカ系の侍が
主人公の一人として登場することが「ブラックウォッシュ」として批判されています。
これは日本を舞台にしながら主人公が日本人ではないことに対する反発が強まっているためです。

この批判の背景にはアサシンクリードシリーズが
これまで舞台となる地域と主人公の人種が一致していたことがあります。
しかし本作では日本の歴史や文化を描く際に、
日本人以外の視点から物語を語ることに対する懸念が強いです。
また制作チームの「日本人ではない私たちの目になれる人物を探していた」という発言が、
さらに炎上を加速させました。

このように本作はポリティカル・コレクトネスに関する議論を引き起こす作品となっており、
多様性を求める一方で日本文化への理解不足や文化的な配慮の欠如として批判されています。

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Ubisoftの対応

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Ubisoftは弥助の起用に関する批判を受け公式に謝罪しました。
弥助を選んだ理由として歴史的な空白を埋めることを挙げています。
今後の対応についてUbisoftはユーザーの意見を尊重し、
ゲーム内容の改善に努めるとしています。
特に歴史的表現に関するフィードバックを重視する姿勢を示しています。

声明では本作が歴史フィクションであり史実の再現を目的としていないことが強調されています。

しかし謝罪にもかかわらず批判は続いており、
中でも弥助が侍であったかどうかの議論は未だに続いており、
今後のUbisoftの対応が問われています。

文化盗用の指摘に対してもUbisoftは弥助の起用をフィクションとしての自由として
正当化していますが歴史的な正確性に関する懸念が続いており批判は収まっていません。

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歴史フィクションの役割

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歴史フィクションは史実を基にしつつも創作の自由が認められるジャンルです。
作家は歴史的な出来事や人物を自由に解釈し物語を構築することが出来るとされています。

史実とフィクションのバランスはゲームのようなメディアで重要な議論の対象となります。
史実に忠実である事と物語の魅力を高めるための創作の自由との間で、
制作者は慎重な判断を求められます。
特に異文化を扱う場合、その文化に対する理解と尊重が重要です。

弥助の描写は史実と異なるとして批判されていますが、
Ubisoft側からはフィクションとしての自由が主張されています。
弥助を侍として描くことは物語の魅力を高めるための創作の一環とされています。

今作の様な歴史フィクションとしてのゲームの役割は今後の作品制作に影響を与える考えられ
史実とフィクションのバランスをどう取るかが今後の課題となるでしょう。

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今後の影響

本作の炎上はゲーム業界全体に大きな影響を与えています。
歴史的事実の扱い方や文化的表現の正確性が問われ、
今後の作品制作において慎重なアプローチが求められるからです。

文化表現の課題として日本の歴史や文化をどのように描くかが浮き彫りになりました。
特に弥助の起用に関する批判は文化的な誤解を生む可能性があるとして問題視されています。

本件は批判が続く中でUbisoftの対応が注目されています。
彼らの対応次第では今後の作品や企業の信頼性に大きな影響を与える可能性があります。

また今回の炎上騒動はUbisoftのみの問題に留まらずゲーム業界全体の課題として、
文化的配慮について今一度考えなおすことが求められています。
業界全体がより多様性を尊重しグローバルな視点での作品制作が期待されています。

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署名活動の展開

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『アサシンクリード シャドウズ』の発売中止を求める署名活動が開始され、
すでに10万を超える賛同を集めています。

署名活動はゲームの歴史的描写に対する批判を通じて問題の深刻さを浮き彫りにしました。

オンライン署名活動は急速に拡大し世界中から多くの支持を集めています。
署名数は日々増加しており、Ubisoftに対する圧力が高まっています。

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最後に

アサシンクリードシャドウズの炎上について要点をまとめました。

もう少しシンプルにまとめて短くするつもりでしたが、
そこそこ長めの記事となってしまい申し訳ありません…

アサシンクリードはゲームとしては人気があるので今作も炎上がなければ、
日本でも何事もなく発売されていたと思うと歴史文化の扱いの難しさに考えさせられます。

ゲーム自体が面白くないから叩かれるのではなく、
文化などの面から炎上に繋がるのも現代の抱える問題ですよね。

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